今週のFX見通し。ドル円については先週末157円手前で引けましたが環境認識は回復上昇トレンド継続。月曜はやや円高に調整する場面はあっても下値は堅く上値を試していく展開か。昨日の神田財務官発言で為替介入警戒感が再燃された感じもしますが158円まではないんじゃないかと思います。
今週の見通し。ドル円158円手前までは難なく上昇か。そこから為替介入感
今週(5/27~5/30)の見通し。先週末157円手前で引けたドル円ですが、反発上昇トレンドは続いていると見られ、158円を目指す展開か。
ただし、昨日の神田財務官発言「過度な変動あれば適切な行動取る」と為替介入を行うような発言がありましたが157円台ではやりにくいか。発言が材料視されれば、明日朝はやや円高になるかもしれません。
米国のイエレン財務長官は「為替介入は稀であるべき」発言を繰り返しており、為替介入牽制していますが、どちらが強く材料視されてるか。
さて、今週は大型の経済指標はありません。一番注目は、週末金曜日の、PCEデフレーター、PCEコアデフレーターぐらいか。要人発言は多数予定されていますが、まずは明日朝の植田日銀総裁の発言、
内田日銀副総裁の発言が注目ではないでしょうか。為替相場に言及すれば動意があるかも。
5月27日(月曜日)の材料と見通し
午前9:05に、植田日銀総裁と11:05内田日銀副総裁の発言があります。米国指標、要人発言はなし。英国と米国が祝日となるので午後3時過ぎは薄商いとなるか。しかし、市場参加者が極めて少なくなるだけで仕掛け的な売り買いでチョッピーな動きがあるかもしれません。
5月28日(火曜日)の材料と見通し
米国では、消費者信頼感指数、住宅価格指数、ケースシラー住宅価格指数などの指標があります。
2年債入札、5年債入札もあります。要人発言は、ボウマンFRB理事、クックFRB理事、
メスター・クリーブランド連銀総裁が予定されています。英国と米国は祝日明け。取引活発化すると思われます。
5月29日(水曜日)の材料と見通し
米国では、リッチモンド連銀製造業指数などの指標があります。7年債入札。地区連銀経済報告(ベージュブック)もあります。
5月30日(木曜日)の材料と見通し
日本は、ゴトウ日です。ゴトウ日要因があるかもしれません。
米国では、新規失業保険申請件数、GDP改定値、個人消費改定値、中古住宅販売保留の指標があります。要人発言は、ボスティク・アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ・NY連銀総裁が予定されています。
5月31日(金曜日)の材料と見通し
米国では、PCEデフレーター、PCEコアデフレーター、個人所得、個人支出、シカゴ購買部協会景況指数の指標があります。週末、月末要因があるかもしれません。米国指標で1週間で一番動意が出やすい日だと思います。